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助成金コンサルタントへの依頼は慎重に選ぶべき。社労士との違いを徹底解説!

助成金の申請支援を依頼したいけれど、社労士と助成金コンサルタントはどう違うんだろう?と気になったことはありませんか?

助成金を「適切に」受給するために、正しく導いてくれる支援サービスを選びたいですよね。

このブログ記事では、ご覧になった方々のより適切な選択をにつながるよう、社労士と助成金コンサルタントの違いについてご案内しています。

目次

助成金コンサルタントと社労士、ここが大きく違います!

まず大前提として、社労士は社会保険労務士法に基づいた国家資格者として従事する専門家です。

社労士の業務についてはこちらの記事でご紹介している通りですが、助成金コンサルタントとは、社労士のする業務のうち独占業務ではない3号業務をサービスとして提供しているといったスタンスです。

ですが実際には、すべてのコンサルタント業務を社労士でない者が担って良いのかというとそうではなく・・・
労働諸法令に基づく助成金申請業務については社労士のみが対応できる業務であるとされているのです。

具体的にどのような問題があるのか、次の章で見ていきましょう。

助成金コンサルタントの対応領域

全国社会保険労務士連合会が注意喚起しているように、本来、助成金申請業務(労働諸法令に基づく)は社労士にしかできない業務です。
社労士以外に依頼した場合のトラブルやリスクについても公式にアナウンスされていますので、ぜひご覧になってみてください。
全国社会保険労務士連合会のホームページにも書かれていますが、社労士又は社労士法人でないコンサルティング会社などが、求めに応じ報酬を得て、それらの業務を業として行うこと法律に違反になります。
そして、違反の場合は1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。

助成金コンサルタントを名乗る違法業者に注意!

助成金コンサルタントを名乗る違法業者から助成金に関する情報提供や営業トークを受けた経験がある企業も多いと思います。
実際、我々社労士も助成金コンサルタントから持ち込まれた情報をもとに相談にこられる方々を対応したことがあります。
中には「儲かる」「おいしい話」として間違った認識を与えるようなセールストークを受けている事例もあり、助成金の主旨が共有されないままに興味を惹く手法に危機感を持ったこともあります。
怪しい業者に巻き込まれないよう、ご注意ください!

知らずに依頼して「不正受給」?!依頼側もペナルティが課せられます。

専門家ではない助成金コンサルタントに依頼をして、虚偽などの不適切な申請がされると、もちろん依頼した企業側にもペナルティがあります。
受給した助成金を返還するにとどまらず、企業名の公表など今後の営業にも支障をきたすリスクをはらんでいるのです。
そのため、おいしい話に踊らされることなく、堅実に依頼先を選定してほしいです。

おわりに

いかがでしょうか?
助成金コンサルタントには積極的に助成金の情報発信をしているケースも多く、まずは相談…!と軽い気持ちで近づいてしまうこともあるかもしれません。
相手が社労士なのかどうか確認のうえ、適切な申請が実現するよう見極めてくださいね。

弊社では助成金のご相談もお受けしております。ご相談ごとがありましたらご連絡ください。

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