くるみんマーク、3種類もあるって知ってた?!取得要件と共にご紹介!
「くるみんマーク」と呼ばれる認証をご存知ですか?
少子化が進み、また家庭と仕事の両立が望まれる社会で、子育てに対して理解のある企業の存在は社会的要望も高いですよね。
そんな「子育てサポート」に一定の取組を行っている企業に対して行われる認証が「くるみんマーク」です。
企業の子育てサポートへの取組を後押しするとともに、働き手にとっても企業を選ぶ基準の1つとして参考になるのではないでしょうか。
このブログでは、くるみんマークについての理解を深めていただけるよう、社労士が優しく解説します。
目次
くるみんマークってなんのマーク?
冒頭でご案内した通り、子育てサポートに努める企業を認証するマークとして「くるみんマーク」は作られました。厚生労働省のHPでは次のように説明がされています。
また、くるみんマークにはより高い水準で取り組む企業に対する「プラチナくるみんマーク」が平成27年に追加で創設されました。
さらに、令和4年には従来のくるみんマークとプラチナくるみんマークに対する認定基準が引き上げられたことから、従来のくるみんマーク(くるみん認定)に相当する「トライくるみん」が新たに誕生しました。
このような変遷を経て、現在は以下の3種類で構成されています。
くるみんマークの認定基準とは?
くるみんマークの認定を受けるには、10の認定基準を満たす必要があります。
それぞれの認定基準について、厚生労働省が公表している資料より抜粋してご紹介します。
トライくるみんやプラチナくるみんでは一部基準が異なるものもあるので、詳細な認定基準については厚生労働省HPにてご確認ください。
くるみんマークの認定付与を受けた企業を調べよう!
従業員や求職者にとっては、認定付与された企業にどんな企業があるかを知る方法があると便利ですよね。
もちろんそのようなニーズにも対応して、都道府県別に認定企業を調べることができるようになっています。
くるみんだけでなく、プラチナくるみんやトライくるみんの認定の種別ごとにも確認できるので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
くるみん認定、プラチナくるみん認定及びトライくるみん認定企業名都道府県別一覧はこちらをクリック!
おわりに
くるみんマークの認定を受けると、「くるみん」と呼ばれる次世代認定マークを使用できるようになります。例えば、自社の広告や求人広告企業で見掛けたことはありませんか?
このように企業にとって子育て支援に積極的であることをアピールしやすくなり、これによって従業員の安心感、優秀な人材の確保に効果的と言われています。
また、行動計画に照らした一定期間内に取得・新築・増改築をした建物とその附属設備について普通償却限度額の32%の割増償却ができるといった優遇もあります。
このように、単なるシンボルとしてのマークではなく、メリットが期待できるのも、子育て支援に努める企業としては嬉しいポイントですね。
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