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障害者手帳アプリがあるって知ってた?機能や活用シーンをご紹介!

障害者手帳と聞くと、その名の通り「手帳」の形をした冊子を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし近頃、様々な自治体によって障害者手帳アプリについての周知が行われているのはご存知ですか?

いまやスマートフォンの普及率はかなり高く、障害者手帳がアプリになることは便利になるように思えますが、一体障害者手帳アプリとはどのようなものなのでしょうか。

「障害者手帳と同じように使えるの?」「アプリはどうやって使うんだろう?」といった疑問もあるかと思います。

このブログでは障害者手帳アプリについてわかりやすくまとめていますので、より多くの方に障害者手帳アプリについて知っていただけるきっかけの一助になれると嬉しいです。

目次

障害者手帳アプリってなんだろう?

ここでは各自治体や鉄道各社が周知している障害者手帳アプリ「ミライロID」についてご紹介します。
私が障害者手帳アプリ「ミライロID」を知ったのは、普段から利用している阪急電車に乗っていたときに車両内の広告を見たのがきっかけです。(参考:ミライロIDが使える場所[阪急電車]
障害者手帳アプリというものの存在を知り、これからかなり普及していくのではと感じました。どのくらい便利なんだろう?と興味が出て調べたことを基に、今回のブログで皆さんにもご紹介します。
以下、ブログ内では「障害者手帳アプリ」と称しますが、ミライロIDについては下記をご覧ください。

ミライロIDについて

株式会社ミライロによって提供されているアプリです。
公式HPに記載された情報によると、2023年2月1日時点で3,740の事業者でミライロIDが使用できるようです。
参考:ミライロIDのHP
ミライロIDのHPでは、障害を抱える方の外出や事業者の対応がより円滑に行えるような未来を実現したいと書かれています。
この理念はとても素晴らしいですね。

障害者手帳アプリにできること

障害者手帳アプリを謳っていることから分かるように、一番メインとなる機能は「障害者手帳」をスマートフォン等のアプリを入れたデバイスで表示できることです。
障害者手帳を提示するシーンは実は想像以上に多岐に渡るのです。そこで普段から携帯しているスマートフォンで障害者手帳を提示できるとなると非常に便利で、荷物も減りますよね。
スマートフォンにはロックもかけられますから、障害者手帳を持ち歩いている場合よりも紛失時の心配が軽減されることも大きなメリットといえます。
また、障害者手帳を長く所持しているひとにとって経年劣化は避けられない問題でしたが、アプリ化することでそのような問題も解決できます。
障害者手帳をアプリ内に登録できる機能のほかに、自身が使っている福祉機器についてのメモが登録できるのも、まさに痒い所に手が届く機能ではないでしょうか。
例えば、車いすの幅や重さなどの情報を予め記録しておけば、都度測る手間も無くせますね。
その他、それぞれの障害の特性に応じたお役立ち情報を閲覧できる機能もあるため、障害者手帳を提示するシーンの他にも日常的に活用できるアプリになりそうです。

障害者手帳アプリの普及状況

障害者手帳アプリに対応できる施設やサービスが増えることで普及率はだんだんと向上してくると予想されます。
先述した通り2023年2月1日時点で3,740の事業者で対応しているとのことで、またマイナポータルとも連携して公証性を確保しているようです。
またアプリ内では食事等で利用できるクーポンも配信されるので、ユーザーにとって喜ばれる機能であることはもちろん、集客の視点から事業者にとっても販売促進の一環として障害者手帳アプリへのさらなる参入も期待できます。

おわりに

近年、様々な分野での電子化が進んできましたが、障害福祉の分野でも進化が見られるようですね。
障害者手帳を提示することに心理的ハードルがあるといった声もあるようですので、スマートフォンでアプリを起動してよりスムーズに提示できると、障害を抱える方々がより快適に出かけられるのではないでしょうか。
このようにハードの面が進歩していくのと合わせて、サポートする気持ちや支援の輪など、ソフトの面もより広がっていくと良いですね。

今回は、障害者手帳アプリについてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。今後も有益な情報があれば進んでご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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