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1on1で社員の声を聞こう!人材定着に悩む経営者が知りたいその効果をご紹介!

今回のブログでは、近年、マネジメントの一環として導入する企業が多いとされている「1on1(1on1ミーティング)」について取り上げます!

これまでにもあった面談とは一体なにが違うのか?1on1が注目される秘密を探っていきましょう!

1on1について理解すれば、きっと自社でも取り入れたくなりますよ!

わかりやすくまとめていますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

※ブログ内ではポピュラーな呼称として「1on1(ワンオンワン)」と表記しますが、「 1on1(ワンオンワン) ミーティング」とも表現されます。

目次

1on1とは

1on1とは、上司が部下とその名の通り「1対1」でミーティングを行うことを言います。
評価をするための面談とは異なり、部下のモチベーションに繋がる気付きを促進するために導入される面談の手法です。
従来の面談よりもフラットに、部下の考えや意見を引き出すことに重点を置いた「部下のための面談」と捉えると良いでしょう。
評価面談とは違って、直接業務に直結するテーマだけでなく、部下のプライベートに関することやキャリア形成面での悩みなども話しやすい雰囲気を提供できると尚良いです。
あくまでも上司の立場としては「傾聴」(※相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること)を心掛けた対話の場とします。

1on1で期待できる効果

具体的に1on1ではどのような効果が期待できるのでしょうか。
いくつか期待できる効果が考えられますが、ここでは次の3点を中心に確認していきましょう。

■上司・部下の間で信頼関係を育むことに繋がる
特にもともと上司と部下の間で十分に話す機会を確保できていなかった場合、それぞれの立場での考えが共有できておらずコミュニケーション不足が発生していることがあります。
そこで1on1として話ができるきっかけがあると、互いの考えに触れて相手の良い面に気づくことができたりと、信頼関係を育むことができます。
1on1のような機会がなければわざわざ話をしづらい悩みなどに対して、上司が適切な助言をできると更にその効果は高まります。

■部下のガス抜きに繋がる
これは先の「信頼関係」とも通ずるものといえますが、話す・向き合う機会がないと、自分の中の考えは消化しづらいものです。
上司に話を聞いてもらえない環境の中では部下も意見を飲み込んだりと、フラストレーションの高まりが起こります。
定期的に1on1の機会を通じて意見を吐き出す場を設けられることで、突発的な離職対応や慰留などにかかる時間を削減することにもつながります。
つまり、いちはやく部下の心の移ろいに気付くことで、離職の防止に繋がるといえます。

■部下のモチベーション向上のきっかけに繋がる
部下にとって、自分の仕事を知ってもらうことはモチベーションのアップにつながります。
1on1を通じて自己への期待役割を実感できたり、自分への評価の背景を知ることができ、自己を振り返る機会に繋がります。

1on1の実施で気を付けたいこと

ここまで見ると、「1on1を早速実施しよう!」と意気込みたくなるかもしれませんが、実はインターネットで「1on1」と検索すると関連キーワードに「1on1やめてほしい」「1on1話すことがない」「1on1苦痛」となんともネガティブな検索キーワードが連なるのです。
これは導入・実施側(事業主や上司)の想いや意図が対象者(部下である従業員)に十分に伝わらず、空回りしている状況といえるかもしれません。
このようなギャップを生まないためにも、1on1に対するネガティブな意見から改善点を見出して導入したいですね。
1on1は、週に1度や月に1度など、チームにとって適切な頻度で定期的に開催されるのが一般的ですが、これまでの内容は記録をしていくことでより有意義な1on1に繋がります。
記録にはタレントマネジメントシステムの活用もひとつ。ぜひ、検討してみましょう。

1on1の失敗例から学ぼう

これは上司の側がうまくリードできていない(話しやすい環境を作れていない)ことに起因していると思います。
「最近なにかあった?」「聞いてほしいことはある?」と抽象的な会話がどのように発展するかは相手の出方に左右されます。
積極的な会話が苦手(あるいは望まない)な部下が相手の場合、時間を持て余す結果となります。
また、はじめは活発な対話が出来ていたのにだんだんと部下の反応が鈍くなってきたら、これまでの1on1の中で上司にあたる側が見当違いな助言をしたり、否定的なリアクションばかりを見せてしまっていないかを振り返る必要があります。
信頼があってこそ部下から話を引き出せることを忘れずに、「傾聴」を通じてまずは受容に努めたいものです。

おわりに

いかがだったでしょうか?
今回は、1on1についてお送りしました。
このブログでは、1on1のような人材管理のほか、「助成金」や「障害年金」など、週に1度の更新ペースで様々なテーマを扱って情報発信していますので、たまに覗いていただけると嬉しいです。

効果的な1on1で、より人材を活かした組織づくりを目指していきましょう!

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