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ユニバーサルマナー検定3級を受講した話

最近、岸田奈美さんの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を読みました。

岸田さんのご家族に関するエッセイで、ドラマ化された頃から気になっていました。

ドラマ化されていること以外の前知識は乏しいままに読み始めると、岸田さんがデジタル障害者手帳「ミライロID」で知られる「ミライロ」の創業メンバーだと知りました。

岸田さんはお父さんの急逝後、病に倒れて車いすユーザーとなったお母さんとダウン症のお父さんとの生活から福祉に対する意識を強く持たれます。

家庭が大変な中でもご自身の志を諦めることなく、猛勉強の末、福祉とビジネスを両方学べる関西学院大学の人間福祉学部社会起業学科に入学されます。

そこで他大学から講義の聴講に来ていた学生(現ミライロ社長ら)と出会い、ともに学生起業されたのがミライロのはじまりだそうです。

エッセイでは、ミライロ起業に至るまでの熱意や、事業拡大を目指し忙殺されつつも充実した日々についても綴られ、その中で触れられた「ユニバーサルマナー検定」に私は興味を持ちました。

弊社では「社労士としての障害年金申請支援」「相談支援事業所としての計画相談」「労働局認定事業者としての障害者雇用相談援助事業」を通じて、「多種多様な障害を抱える方」を「事業所や企業」「制度」につなぐ橋渡しを担っています。

いかにご本人の困りごとや気持ちを引き出して適切な障害福祉サービスや制度へお繋ぎできるか、そしてお繋ぎ先に過不足なく代弁することで、ご本人が新たな生活をスタートするための滑走路を敷く役目があると考えています。

そのためにはご本人や家族からのヒアリングが大切になりますが、どれだけの解像度で相手の目線に立つことができるか、こちら(聞き手)の想像力がヒアリング精度を左右すると実感しています。

日ごろより、各種障害を医学的な視点から解説したもののほか、本人による記録や当事者研究にもあたり、少しずつ知見を深めているところですが、その一環として「ユニバーサルマナー検定」に興味を持ったので受講するに至りました。

段階的な受講によって体系的に学べるようになっているため、今回は3級を受講しました。(会場受講・オンラインもありますがeラーニングでの受講を選択しました)

有料コンテンツなので具体的な内容には触れませんが、eラーニングではテーマごとに動画が分割して用意されていて、細切れの受講もできるのがいいなと感じました。また、途中でワークもあるので受け身にならず考えながら学べるのも良かったです。

動画やワークの中では「考えたこともなかったな…」と反省するような、ハッとさせられる気づきもあり、今後の仕事にも還元できる学びとなりました!(無事に認定証も発行されました!)

これから新年度を迎え、新しい環境で新たな生活、そして新たな出会いが待っている方も多いのではないでしょうか。

新しい出会いの中で多様性に触れ、接し方に戸惑うことがあるかもしれませんね。

ユニバーサルマナー検定では、援助に際して「無関心」と同じくらい「過剰」も良くないと学びました。良かれと思ってしたことがお節介になってしまうことを知り、反省しました。

正しく知ることで「できること」が増えるのはもちろん、同時に「意図せず傷つける」ことを減らすことができるのだなと感じました。

今回ユニバーサルマナー検定を通じて学んだことをきっかけに、日常生活の中でも設備やサインに気づくことが増え、さっそく「社会の見え方」の解像度がアップしたことを実感しています。

興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね。

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