社会人用語のジェネレーションギャップが話題!あの言葉はもう通じない?!
社会人用語のジェネレーションギャップが話題になっていますね。
一定以上の世代では浸透している“社会人用語”も、若い世代からは聞きなれない言葉であることも多く、言葉の意味が掴めずにコミュニケーションに差し支えるといったシーンがあるようです。
皆さんの周りでは、このようなコミュニケーション上の世代間のギャップを感じることはありますか?
このブログでは、社会人用語とはそもそもなんなのか?といったところから、伝わらなくなった背景などについてまとめました。ぜひ、最後までお読みいただけると嬉しいです。
目次
- ○ 社会人用語ってそもそもなんだ?
- ・まるでルー大柴?!ビジネス用語も興味深い。
- ○ 社会人用語 ~伝わらないもの一覧~
- ○ 社会人用語が伝わらなくなったのはジェネレーションギャップが原因?
- ○ おわりに
社会人用語ってそもそもなんだ?
社会人用語とは、社会人が仕事をする上で日常的に使いがちなワードを指して使われる表現です。
社会人特有の言い回しを小ネタにした話題というのは古くからあり、一昔前にはほぼ日刊イトイ新聞でのオトナ語も話題を集めたことがありましたよね。
まるでルー大柴?!ビジネス用語も興味深い。
上述の社会人用語のことを「おじさんビジネス用語」などと表現することもあるようですが、これに対して単に「ビジネス用語」というときは、横文字(カタカナ)のビジネス用語を指すといったように、言葉が指すニュアンスに違いが見られます。
今回のブログの題材は「社会人用語(おじさんビジネス用語)」ではあるものの、カタカナが頻出するビジネス用語もとっても興味深いので触れておきたいと思います。
最近見たドラマ「無能の鷹」の第2話では、ビジネス用語(カタカナ英語)の応戦が描かれたシーンがあり、こういう人いるよね~と思うとともに、ここまでではないけれどいくつかは自分も使ってるかも?!と思ったりしました。
セリフを一部抜粋してみました。どのような意味を伝えようとしているのか読み取れますか?
「これはアベイラブルなときにオルタナティブとしてジャストアイデアでドラスティックなスキームを作ったところステークホルダーにオーソライズされた時のものです」
社会人用語 ~伝わらないもの一覧~
社会人用語が面白いほどわかる!頻出 すれ違い社会人用語集 15として資料をダウンロードできるようになっています(!)
なんともユニークなコンテンツですが、資料では次のワードがすれ違い社会人用語として紹介されています。
・鉛筆なめなめ:都合のいい数字を書こうと考え込む様子。「なめなめ」は「なめながら」の意味。
・行って来い:支出があった後に同額の収入を得るなど、お金やものが一往復して、結局元に戻ること。
・アゴアシ付き:仕事で、食事代と交通費を出してもらえること。
・ガッチャンコ:複数のものを合体すること。また、合体させること。
・ガラガラポン:いったん全部一緒にまとめて、改めて分け直すこと
・手弁当:活動に参加するにあたって、自分の経費は自分で負担すること。
・えいや:細かいことを考えるのをやめて、勢いで決断する様子
・よしなに:いいように。うまく行くように考えて。相手に任せるときの言い方。
・空中戦:きちんとした根拠に基づかない、不毛な議論。結論の出ない話し合い
・丸める:端数を四捨五入したりして、きりのいい数字にする。
・握る:ひそかに根回しをして合意する。
・ネゴる:取り決めのために交渉する。ネゴシエーションする。
・テレコ:順番が入れ替わったりして、正しくないこと。
・全員野球:関係者全員が力を合わせて仕事をすること
社会人用語が伝わらなくなったのはジェネレーションギャップが原因?
社会人用語の世代間ギャップについては、Nスタ解説でも取り上げられていました。
このジェネレーションギャップは20歳以上と40歳以上との間で特にみられる傾向にあるようです。
世代間のコミュニケーションの難しさについては、過去ブログでも取り上げたことがありますが、そこでご紹介した世代に照らして考えてみると、Z世代・ミレニアル世代・ゆとり世代と呼ばれる年齢層と、それ以前の世代との間に用語の隔たりがあるようですね。
おわりに
社会人用語が話題になっているのに乗っかってブログテーマにしてみましたが、いかがだったでしょうか?
知らない用語を向けられた世代からすると「なんでわざわざそんな表現するんだろう」と戸惑うこともあるかとは思いますが、社会人用語のようにダイレクトに表現せずに、ニュアンスで伝えようとする文化がなんとも日本人らしいですね。
このブログでは、週に1度のペースで発信しているので、過去記事もご覧いただけると嬉しいです。