求人票の書き方&応募を増やすコツ-人材不足時代の採用戦略!-

求人票を見て応募したことがある方、求人票と異なる条件がのちのちわかってモヤモヤ経験したことがある方、求人票を作ったことがある方….求人票から連想する思い出は人それぞれだと思います。
このブログでは、そんな様々な立場の人にとっても参考になる内容にまとめています。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
目次
求人票って?
求人票とは、企業が従業員を新しく採用するために求人情報を記載した書類を言います。
求人票では業務内容や賃金・休日・就業場所といった基本的な労働条件が書かれるほか、歓迎スキルや従業員の人数や構成、人材を確保するにあたって会社がアピールしたいポイントを書き添えたものも多くあります。
求人票といえばハローワークにある求人票を連想する方も多いかと思いますが、ハローワークに限らず民間の求人媒体をはじめとする各種媒体でも求人票(求人情報)にあたる情報が掲載されています。
求人票の記載内容が招くトラブルに注意しよう
求人票は求職者と求人企業がはじめて接点をもつ場所といえます。
求職者は求人票から条件に関する情報を得て仕事のイメージを膨らませて応募をするかどうか検討するはずですが、もしもその検討材料となる求人票に不適切な表現や誤った情報があればどうなるでしょうか。
「ハローワーク求人ホットライン」という求職者からの相談窓口があることからもうかがえるように、実際に不適切な求人票がトラブルを招くケースがあります。
そういったトラブルを招かないためにも、求人票を作成する企業は十分に注意する必要があります。
ハローワークやハローワークインターネットサービスで公開・紹介している求人の内容が実際と違っていた場合には、「ハローワーク求人ホットライン」に申し出ることで、担当のハローワークが事実を確認の上、会社に対して是正指導を行います。
こんなトラブルにご注意!
■トラブル事例
・求人票でかかれた賃金よりも低い賃金を面接で提示された
・求人票で書かれていた仕事内容と異なった
・求人票では正社員での募集と書かれていたのに、実際は非正規雇用での募集だった
・求人票や事前の説明にはない場所での勤務を提示された
・求人票に記載されていた始業時間よりも30分も早く出勤するよう命じられた
・求人票では各種保険へ加入できる旨の記載があったにもかかわらず、適切な保険加入をさせてもらえない
求人票の工夫が狙った人材の確保に繋がる!
求人票(ここではハローワークでの求人票を指します)には様式(項目)に合わせて大体の文字数制限があり、そして文章表現も一般化しています。
しかしその中で光る求人票、求職者の目を惹く求人票になるためには一工夫すると良いでしょう。
そのために求人票作成の際には、応募の可能性を秘めた求職者を思い描き、またその中でどのような人に来てほしいかを具体的にイメージしつつ、企業のストロングポイントやアピールポイントを訴えかけられるような文章にしたいものです。
今回のブログを作成するにあたって、弊社のスタッフにもなぜ応募しようと思ったのかを聞いてみました。
そのスタッフが入社したきっかけハローワークの求人票ではなく、会社HPの採用ページからでした。
外出時に事務所の看板を見掛けて、もともと社労士事務所での勤務経験があったことから興味を持ってHP検索したスタッフは、採用ページで「芸術やスポーツに打ち込んだことがある人大歓迎!」という、今思えば風変りな求人見出しに興味を持ったようです。
私自身が元プロボクサーだった背景もあり、スポーツや芸術・音楽などに打ち込んだ方のセカンドキャリアは応援したい気持ちが強くあったためそのような見出しをつけていたのですが、どうやらそれがスタッフに響いたようです。
このように一見風変りなアピールだとしても、そこに共感してくれる人の応募に繋がることもあるので、求人票は思っているよりも工夫の余地があるものなんです。
おわりに
求人票についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
求職者が求人票を介して良いお仕事と出会え、求人企業は求人票から希望する人材を採用でき、そして両者が求人票から生まれるトラブルに遭わないようお役立ていただけたなら幸いです。