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限度額適用認定証があれば突然の入院でも安心!手続きの方法をご紹介

入院や手術といった出来事が突然降りかかってくると、医療費の心配が頭をよぎりますよね。

高額医療費が見込まれた際に対応できる制度として、健康保険制度には「限度額適用認定証」というものがあります。

このブログでは、限度額適用認定証についてわかりやすく説明するとともに、その他の安心できる制度についてもご紹介しています。

いつか自身や周りの人にアクシデントが降りかかった時に安心できる情報として、ぜひ読んでみてください。

目次

限度額適用認定証の効果

高額な医療費が見込まれた際に、一定の金額(限度額)を超えた分は後から払い戻しの請求を受けられる「高額療養費制度」という制度があります。(詳しくは別章にてご紹介)

しかし、高額療養費制度を活用する場合は、あくまでも後からの払い戻しといった対応になるため、まずは自己負担が生じます。
突然な入院や手術などでは思いもよらない出費があり得ますが、そのような時は一時的とはいえ高額な自己負担が厳しいときもありますよね。
そんな時に心強いのが「限度額適用認定」という制度です。この章では「限度額適用認定」の制度についてご紹介します。

限度額適用認定ってどんな効果があるの?

限度額認定適用制度を受けるにあたっては、「限度額適用認定証」を入手する必要があります。(入手方法については次章にてご紹介)
入手した限度額適用認定証を、健康保険証と併せて医療機関の窓口で提出することで、当月の支払いが限度額までに抑えられるようになります。
ここでいう「限度額」については個々人によって異なるので、詳細は以下のURLより確認してください。
上述したような制度紹介についても、より詳細を確認いただけます。

(参考)協会けんぽHP

また、このようなポスターも協会けんぽで作成されており、制度理解に役立ちます。
(遷移先の画面を最下部までスクロールしてください)

限度額適用認定証の入手方法

では、一体どのような手順を踏めば「限度額適用認定証」を入手できるのだろうか?ということが気になるかと思います。
限度額適用認定証を入手するには、以下の手順で進めていきましょう。

限度額適用認定証の入手方法

①加入されている協会けんぽ支部を確認
※確認方法:手元の保険証に記載されています
※支部ごとの宛先はこちら

「健康保険限度額適用認定申請書」を①で確認した支部に郵送。
※提出の際には以下の選択肢のうちいずれかの方法で本人確認書類を揃え、添付すること。
■選択肢①
・マイナンバーカードの表面・裏面の両方のコピー
■選択肢②
以下【A】【B】からそれぞれ1点ずつ計2点を揃える
【A】個人番号の通知カードのコピー、住民票(マイナンバー記載あり)、住民票記載事項証明書(マイナンバー記載あり)
【B】運転免許証のコピー、パスポートのコピー、その他官公署が発行する写真つき身分証明書のコピー

これらを提出後、審査を経て約1週間程度で「限度額適用認定証」が申請者宛てに発送される。

限度額適用認定証が間に合わない場合

このように、「限度額適用認定証」があるともしもの時にはとても心強いですが、手配が間に合わないことも想定されます。
そのような場合についても前述したように後から払い戻しを受ける形で「高額療養費」の制度を受けることができます。
払い戻しを受けるまでには3か月ほどかかるため、一時的な自己負担は負うことになりますが、あとから払い戻されると安心ですね。
(参考)「高額療養費」について

おわりに

いかがでしょうか。
健康の問題は、どのタイミングで降りかかってくるか想像がつきません。
そんな時に、このような安心の制度があることを知っておくと焦らずに済みますね。
この記事が、お読みいただいた皆様のお役に立てると幸いです。
今回のテーマに関連した過去ブログとして、障害年金を扱った記事もあるので、ぜひご覧くださいね。

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