ブログ

Blog

社労士K)6月に読んだ本

先月 から始まった、誰が見てくれているかわからない読書記録ですが、6月に読んだ本もひっそりと書き記します。

ツユクサナツコの一生/益田ミリ

益田ミリさんの世界観がすごく好きで、これまでも旅行エッセイ『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』や、コミックエッセイ『僕の姉ちゃん』『中年に飽きた夜は』は繰り返し読みました。特に僕の姉ちゃんはドラマ化もされていて、これはもう何度観たかわからないくらい大好きです。

1~2時間ほど電車で移動するのにちょうど良いなと思い手に取った『ツユクサナツコの一生』は、32歳の主人公(漫画家志望)とその主人公が描くマンガを通してコロナ禍の日常が描かれた、手塚治虫文化賞短編賞を受賞したコミックエッセイです。

作中で描かれるコロナ禍の描写に、そんなこともあったね~くらいの気持ちで読み進めていたのですが、途中で訪れた衝撃の展開に思わず声が漏れました…。作品に対する前情報もなく手に取ったので、不意打ちにあってしばらくショックが抜けませんでした。

具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ/細谷 功

以前より人気ですが、やっと読むことができました。マンガを交えつつ説明されているので、とても読みやすく、実際私も入浴時間ですべて読み切ってしまいました。(家ではお風呂で読む派です)

この本は、コミュニケーションエラーの本質に触れる内容であると同時に、自分にとってストレスなく意思疎通ができる人の共通点が言語化されているようにも思いました。

全体を通じて気づきのある内容でしたが、特に第6章の「往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか」での “たとえ話のうまい人とは「具体→抽象→具体という往復運動による翻訳」に長けている人のこと” という説明を読んで、自分の中で感覚的だったことが整理される実感がありました。

移動と階級/伊藤将人

こちらも発売当初から気になっていながら、やっと読むことができた一冊です。

あらゆる角度から移動にまつわる問題提起が提示されているのですが、私にとってその多くが「言われてみれば確かに…」と思えるものばかりでした。

それらの問題に無自覚で生きてこられたこと自体、本書内で書かれるような上位数%の「移動強者」でないにしろ、今まで私が移動に不便のない資本(身体)と環境に恵まれた証拠なのだと実感させられました。

これらの他に、6月は数冊再読もしました。

わたしたちが27歳だったころ 悩んで、迷って、「わたし」になった25人からのエール

この本は電子書籍で持っていたのを本屋さんで見かけて思い出し、改めて読み返しました。多方面で活躍される25人のエピソードは、27歳ではない私が読んでも改めて励まされる内容でした。

NHK 100分 de 名著 2023年10月(アリストテレス 二コマコス倫理学)

アリストテレスは「中庸」という観点で「徳」について論じているのですが、両極端にある「悪徳」のど真ん中を射抜くことを「徳」としています。「ほどほど」とも似て非なる、この考え方に触れたくてたびたび読み返しています。

ものは言いよう/ヨシタケシンスケ

大人気絵本作家のヨシタケシンスケさんのこれまでの歩みや作品の解説がかかれた1冊。こうしてたまに読みたくなります。ここで紹介される手帳(ミニスケッチ)を展覧会で見たことがありますが、ものすごい数に圧倒されたのを覚えています。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ