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社労士K)5月に読んだ本

どうも。エンカウンター社会保険労務士法人の社労士、Kです。

これまでもたびたび読んだ本とブログテーマを絡めてご紹介してきたことはありますが、これからは社労士としての情報発信とは切り離し、ただの記録としてお届けしていこうと思います📚

個人的なことを事務所HPで発信する意義としては…

ホワイト企業かどうか見極めるためには“マッチョな従業員がいるかどうかを見れば良い!”って聞くじゃないですか。要するに、“たくましい筋肉を育てられるほどオフの時間が確保できていることの表れ”という理論らしいのですが、読書も同じではないかと。

過去のブログでも紹介したことがありますが、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が売れる世の中です。忙殺されると人って本も読めなくなるんですよね。

その点、私は仕事をしながらでもまだ本は読めてますよ!とお伝えすることで弊社のワークライフバランスを訴求して、求人に興味を持ってくださらないかな・・・?という下心があります。

前置きが長くなったうえに各作品に対する訴求力をこれっぽっちも持たないブログ記事ですが、人の本棚をチラッと覗きみる感覚でご覧ください🙇

書店で平積みされているのを見かけてから気になっていたこちら。

気になりつつも「難しそうだな~」と思っていたところ、著者ご本人がこちらの書籍について紹介されているポッドキャストを偶然聞きました。

そのポッドキャストでの田中さんのお話がものすごく面白くて、お話を聞いていると地理や政治に疎い私のような者でも「地政学」に対するハードルがぐっと下がって、「読めるかも!」と感じられ電子版を購入。普段は紙書籍派なんですが、どうしても今すぐに読みたい衝動に駆られました。

この本を読んでからは、テレビニュースやネットニュースでは読み取れない背景に考えを巡らせるようになるなど、帯にある通り「世界の解像度があがる」実感がありました。日頃ニュースを通じて世界の目を覆いたくなるような悲惨な出来事に触れることもありますが、ただ悲観するだけではなく、少しでも各国の事情を知ることが大切だなと学びました。

そんな気づきを与えてくれたこの書籍を電子版だけでなく紙書籍でも手元に置いておきたいと思っていたところ、なんと!(とある企画の経由で)著者の田中孝幸さんから紙書籍をプレゼントいただきましたー!!ありがとうございます!!

電子書籍も便利ですが、紙書籍だと本棚から家族も気軽に手に取ることができたり、友達にもおすすめとして貸すことができていいですよね。なにより紙書籍のページをめくるテクスチャーが私は大好きです。

独特な表現やオノマトペが癖になって、最近はくどうれいんさんの作品を手にとりがち。

わたしが初めて読んだのは『うたうおばけ』で、沼にはまったのは『虎のたましい人魚の涙』。ランダムに読み始めたけれど、過去作を順番に読もうと思って1冊目の『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』を購入したところ、最新作『三十路の逆立ち』が発行されたのでこちらも入手。

私がくどうれいんさんを読み始めたきっかけは、どの媒体を見ていてもくどうれいん作品にたどり着く!!!といった時があったんです。ある時期に多方面から同じものを勧められるときってないですか?

流行りものとしてのPRに多く触れるという意味ではなくて、自分をよく知ってくれている人からのオススメが重なるときがあるんですよね。不思議。これまで逆張りして読まなかったものでも、こうした偶然が重なると俄然気になってくる…。ということがたびたびあります。

くどうれいんさんがまさにこれで、読んでみるとまんまとはまったので、やっぱりおもしろいと思えるタイミング、自分にとって必要なタイミングで触れるめぐり合わせみたいなのはあるんだろうなあと思います。

何年か前のブログで『死ぬまで生きる日記』を紹介したこともある土門蘭さん。『死ぬまで生きる日記』は当時の私には衝撃的で、家族や友人に熱烈に布教したほどでした。その土門蘭さんの新刊ということでとても興味がありました。

『死ぬまで生きる日記』から受けた衝撃はわたしの言語化能力では表現し難いものだったのですが、『ほんとうのことを書く練習~』を読んで、あの時受けた衝撃は“本当のことが書かれていると直感させる「リアルさ」”だったんだろうなと腑に落ちました。

あと、土門さんが養老孟子先生へのインタビュアーをつとめられた際のお話も興味深かったです。

現代は「情報化社会」ではなく「情報処理社会」なのではないか、というお話なのですが、養老先生の解説によると、感覚や現物から入ってくるものを言葉(情報)に変えることを「情報化」というのであって、すでに情報化されたものをどう扱うのかは「情報処理」である、と。ハッとさせられませんか?

この養老先生からの提起を受け、土門さんも、「情報化」つまり「五感から入ってきたものを情報に変えて人に伝える」ということはまだ生身の人間にしかできないと共感されていたのですが、本当にそうだなと思います。確かにAIは欲しい言葉を返してくれますが、同時に空虚な気持ちになるんですよね。AIとの会話(会話と言っていいのか?)は壁打ちコミュニケーションとしては良いのかもしれませんが、土門さんのおっしゃる通り、まだまだ生身の人間としか通わせることのできない心(感情)ってあると思います。

遠い遠い昔、社労士を志すよりもずっと前の頃、当時の職場で養老先生にお茶出しをする機会がありました。めっちゃ緊張したなあ。養老先生の本も読みたいものがたくさんあるので、近いうちに読みたいなと思っています。

令和ロマン 松井ケムリ『ナマケモノの朝は、午後からはじまる。』(サイン本!)

生き物が好きな人っていいですよね。とっても信用できる気がします。

この本ではいろんな動物たちの生き延び方から我々人間が学べることをやさしく解説してくれていて、動物の生態を知ると同時に気づきがありました。

本書のインタビューで「ヒトが世の中で暮らしているなか、世界のどこかには誰にも見られることがないトラが1頭で森を歩いている。その姿を想像するのがすごく好き」とケムリさんが話されていたのですが、私もサバンナのリアルカメラをYouTubeで見ることがあるので共感しました。同じ時を全く異なる環境で生きる別の生き物がいると思うと、自分の悩みなんてちっぽけだな~と心が軽くなったりしませんか?

あらたに絵本も出されたようなので、つぎはそちらも読んでみたいと思っています。

相方の髙比良くるまさんも俳優業や音楽(礼賛との“GOLDEN BUDDY feat. くるま”は最高!!)もされていて、令和ロマンって本当に多彩ですよねえ。

遅ればせながら『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』『そして誰もゆとらなくなった』からなる「ゆとり三部作」に足を踏み入れました。本当は、ゆとり三部作のうち一番新しい『そして誰もゆとらなくなった』の目次に惹かれ、順番を無視して読んじゃおうかなと思ったのですが、はやる気持ちを抑えて順番通り『時をかけるゆとり』から読み始めました。

移動中の電車内やカフェで本を開くも、顔がにやにやしてしまうので一旦本を閉じて深呼吸。帽子を目深に被りなおしてもう一度読み始めるも秒で肩を震わせるはめになる。このエッセイは外で読むのが難しい!!でも読むのをやめられない!!

文庫本巻末の光原百合さんによる解説で、「病院でのMRI検査の結果待ちに適した本」といった旨のピンポイントすぎる推奨がされていたのですが、私はまさにそのピンポイントすぎるシチュエーションで読んでいたので驚きました。(そして病院待合室でも顔がニヤついて肩が震える)

『風と共にゆとりぬ』『そして誰もゆとらなくなった』を読むのが今からとっても楽しみ。

  ✏このブログを書いたひと

エンカウンター社会保険労務士法人の勤務社労士。30代女性。

大学時代にダブルスクールしてまで取得した司書資格を活かさず、紆余曲折を経て社労士となる。

司書を志した気持ちを成仏するために社労士事務所のブログなのに本の紹介をあちこちに差し込む。

「求人にも効果がありますよ!」と説得して、ついに労務に全く関連しない本のことだけをブログで綴るようになる。

少し前に脳の手術を経験。その時のブログ記事がこのHPで一番の閲覧数を誇る。

健康は当たり前ではない、と自身の経験を通じて実感したことから治療と仕事の両立支援に関心がある。

普段は給与計算や各種保険手続きを中心に担当。

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